【雑感】地図ソフト「大江戸今昔めぐり」

 このソフトはiOSAndroid用の「江戸(幕末頃)地図」で、「現代地図」と重ね合わせて見ることができる、素晴らしいソフトサービスです。無料です。

 個人レンタカー旅行では、地図が必須です。(今はナビゲータがありチョット事情が違いますが)その影響を受けたのか、私は団体旅行でも出来るだけ地図を持参し、現在位置を確かめるという習慣がついています。旅が終わっても、 地図の上で行程を確認することで、記憶の整理をしてきました。

 そんなこともあってか、時代小説ファンの私は、その事件の場所が気になり、以前から「江戸の地図」に興味があって、それを確かめることで、小説が生き生きしてくるのでした。

 どこで手に入れたか忘れましたが「江戸切絵図」(大判/一メートル四方位)を入手して、数枚に分割してスキャナにかけてiPadで表示して、時代小説の町名を探し、確認したものでした。コンピュータにはその入力日が2011/5/8と記録されています。(因みに初代iPad購入が2010/5/28です)

 両国橋近辺の「切り絵図」です。

 その後、いろいろな「江戸地図」ソフトが出て来ましたが、何れも長続きしないで(著作権の関係からか?)消えていきました。

 今も初代の「iPad」には「東京古地図」というのが残っていますが、初代「iPadmini」の頃や、今の「iPadPro」の時代になると、その「東京古地図」がダウンロード出来なくなり、これといった「古地図」の良いソフトやサービスがなくなって、久しいものがありました。

 挿絵はその「東京古地図」の両国橋近辺です。

 先日、ふと「江戸古地図」で検索をかけて、発見したのがこのソフトです。一般的には、切絵図は部分的な地図の集合体ですが、これは23区を覆う地域を連続してみることが出来るのです。(「東京古地図」も広域でした)

 挿絵はその「大江戸今昔めぐり」の両国橋近辺です。

 資料によりますと、昨年(2017年)12月19日に公開されたようです。「ベースとなる江戸末期の古地図をそのまま使うのではなく、「完全描き起こし」で再現したことで現代図と古地図を重ね合わせることが容易になり、文字も見易くなりました。さらに、地図の透過度を自由に変えられる機能を設けたことにより、今と昔を見比べながらアプリを楽しむことも可能です。」とうったっており、実際ダウンロードしてみると、鮮明で、とてもステキでした。

 地図上に寺社や名所旧跡の「アイコン」が表示され、クリックするとその説明などを見ることができます。また公儀(紫)、武家地(白)、寺社地(ピンク)、町屋(グレー)、百姓地(緑)、などと色分けされ、とても見易くできています。

 ただ惜しむらくは、町名検索が「現代町名」のみで「江戸時代の町名」で検索できないのが残念ですが、今後に期待しています。

 も一つ残念なのが、動作環境がiOS10.0以上、Android4以上ということで、私の手元の「iPad Pro」と「iPhone SE」は対応していますが、初代「iPad」、初代「iPad mini」は対応できません。……ということは、時代小説Kindle本は古いiPadで読み、参照地図は新しい「iPad Pro」という選択になります。

 江戸も400年の歴史があり、町名も、屋敷なども変化がありますが、時代小説の舞台は、比較的幕末近くが多いので、まあ良しとしています。

 最近にない「ヒット」と思い、このブログでもご紹介したいと思った次第です。

 地図ソフト「大江戸今昔めぐり」紹介サイト……https://www.edomap.jp