繰返し聞き続ける古楽(1)-32 W.バード  「5声のミサ」

バード(英1543-1623)の代表作は、「3声のミサ」[4声のミサ」[5声のミサ」である。

いずれも余計な装飾がない端正な曲ばかりである。

あまりにも完璧なハーモニーでただただ聞き従う以外にないような面もあるが、音と音が組み合わさって作られる力強さにいつの間にか呑み込まれてゆく。

中でも「5声のミサ」は、熟達したポリフォニーに感動する。最後のアニュス・デーの美しさは格別である。