映画評論Vol9ムカデ人間3

2015年オランダ/イギリス103分

監督:トムシックス

出演:ディーターラーザー、ローレンスRハーィー、ブリーオルソン

ストーリー

数多くの囚人を抱えて財政難に陥った刑務所の所長とその部下が、それを脱しようと取った秘策が恐怖を引き起こしていく。

評論

遂に3部作の完結編。ムカデ人間3を観ることができました。もちろんTSUTAYAの100円レンタルで!(こんな作品に高い金は払えない)

ということで、結論から言わせてもらうと1点。

1作目、2作目ときて、3作目がまさかのパロディー路線。今回も前作同様、ムカデ人間ムカデ人間2は映画だったというしょうもない設定。

1作目の医者(ディーターラーザー)を暴君極まりない刑務所所長、2作目の気持ち悪いオッサン(ローレンスRハーィー)をそのアシスタントに据え、他にも過去のムカデ人間に出てきたメンバーがいろいろ出てて、ムカデ人間版エクスペンダブルズ状態。

ストーリーは暴君極まりない所長が目には目を、歯には歯をという圧政で受刑者を飼いならすんですが、

ここでもいろいろやってんですよ。

キンタマ食べたり、干しクリトリス食べたり、ウンコ食べる受刑者が現れたり試行錯誤してる割には面白くない。

ましてやディーターラーザーの1人コントのダダ滑り感は異常!

アシスタント役のデブおっさんも、ディーターラーザーがボケまくっているから、ずっとツッコミ役だと思っていたら

ムカデ人間にしましょうという言葉を所長が怖くて言えないボケ。

ツッコミがいないからディーターラーザーのボケが活きないんですよね。

もう1回言うけど、ディーターラーザーのダダ滑り感は異常!

もう途中から

ははん

こいつらもうネタないなぁ

と感じさせられました。

監督自らも監督の役で出演したりと、やりたい放題。何がしたいのか分からない。

監督、トムシックスのオナニー映画です。1人だけこれ面白いなぁと満足してるんでしょう。

たしかにグロ笑いという分野ってあると思います。パッと思い浮かんだだけでも、ロバートロドリゲス監督のマチェーテとか思い浮かびますが、やはりその分野に関しての彼のセンスはピカイチだと思います。

しかし、このムカデ人間3に関してはグロさも笑いも中途半端で、結果全然面白くなくなっています。グロいならグロいで振り切ってとことん追求してほしかったですね。

バートロドリゲスの足下にも及びませんね、トムシックスは。

メインの人と人とを繋げるムカデ人間もラスト10分ぐらいしかなく、何もない。

やはり1作目がヒットしたからと言って、調子乗って続編作っちゃだめですね。

1作目が良くて、2作目以降がこれ見よがしに落ちていく典型的なパターン。

くだらない。とんだ茶番。

でも見てしまう性(さが)w

見たい人は観てください。

ほんと、残念ですね。

採点

1点